桜風涼(渡辺健一)の録音ノウハウ集

脚本を書くべきか小説を書くべきか

wataken2003

ストーリーを描くという意味では、脚本も小説も同じ根っこを持っている。
ただし、表現手法はかなり異なる。どちらが簡単だろう。小さい時から小説をたくさん用でいる人は小説がいいと思う。脚本は、実はプロデューサー感覚が必要だと思う。なぜなら、脚本は映像化するときに、どれだけの規模でどれだけお金がかかるか、撮影日数はどのくらいか、などを知らないと小説っぽくなってしまうからだ。つまり、映像にならない脚本も多いのだ。Vシネの脚本なんて、本当にひどい。

まぁ、愚痴っぽくて申し訳ない。
僕は映像の仕事が多いので、当然のことながら脚本の方が楽かもしれない。小説はかなり困る。
映像や漫画の台本なら、かなり楽にかける。それくらいたくさん書いているし、世に出しているからかもしれない。
久しぶりに短編を撮ったのだが、やはり、脚本通りの映像になった。

なぜ、脚本が書きやすいのか

脚本が描きやすい理由を考えてみた。1つは、出演者を予め想定していると楽だ。アニメも同じだ。キャラクターを作るのが案外大変なんだけど、役者を先に決めてしまうと、キャラクター作りの半分が終わっているような気がする。まぁ、脚本を書いてから役者を決めるのが当たり前なんだけど、脚本を書く時に、勝手に役者を決めて書いちゃえばいいのだ。

そして、場所を決める。これもロケハンをするべきなんだけど、とりあえず、ご近所で書いてみる。これでかなり楽になる。
小説では行間というが、脚本では「間」。同じなのかなぁ。ちょっとわからない。
でも、間は、面白い。間を使いこなせると、面白い。きっと小説も同じだろう。

などなど、自分のための覚書になってしまったね。

台本・脚本小説

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