桜風涼(渡辺健一)の録音ノウハウ集

Tentacle Sync Eでカメラと音声の同期!

先日、経済団体の講演会を3カメで撮影したんだ。そして、音声はレコーダーF6で別撮り。 タイムコードシンクロは非常に楽だ 今回は、ドイツのTentacle Sync Eという小さなタイムコードジャネレーターで音声タイムコードをカメラに入力して、マルチカメラ収録を行った。 非常に簡単で、マッチ箱くらいの機械をカメラの音声入力に入れるだけでいい。Tentacle Sync EはBluetoothで複数台を同期する事ができるんだけど、僕は2台しかもっていない。でも、カメラが3台、レコーダーが1台と数が足りないんだ。 でも、大丈夫。音声タイムコードというのは、ファックスの音みたいな音声信号なので、ヘッド…
3年前

自主制作映画のための効率良い機材について

ZOOM F2が登場して、自主制作で音質を劇場映画並みに上げられる可能性が見えて来た。それこそ、スマホとF2だけでかなりハイクオリティーな作品が作れると思う。 小さな映画でも、音の機材は大掛かりになりがちだ。 音が良ければ、何とかなる 多くのクリエーターが映像日に目が奪われて、高価なカメラを購入すれば素晴らしい作品が創れると思ってしまうんだけど、長年この仕事をしていると、まぁ、カメラはあっという間に進化してしまって、写真に至ってはスマホの方が簡単で綺麗に撮れる時代になってしまっている。動画も、近い将来、そうなってしまうのは当たり前だよね。 テレビでも映画でも、実は音さえきちんと撮れていれば作品…
3年前

YouTube計画2

YouTubeの継続を考える場合、あまり作り込んだものにすると継続ができない。ブログも同じだけど、思い付きで適当に撮れることの方が重要だもんね。 気がついたらすぐに撮影が始められる簡易スタジオというか、家の中にスタジオエリアを作って、そこで簡単に撮影できるようにしなくちゃね。 なんてことは、若い人はすでに実践しているんだけどおじさんは、なかなかビジュアルには弱いもので、どうしたことか、あれこれ考えちゃうなぁ。…
3年前

YouTube計画中

YouTubeで録音技術、撮影技術の話を出してゆこうと決めたんだけど、その構成に関して、色々と考えているんだ。 同時に、国会議員さんのYouTubeチャンネルも作ることになったので、その構成も考えないといけないのだ。 YouTube時代の機材とは何か? 文字のブログとは違って、映像という特性を活かさないといけないのと、逆に映像が苦手とする部分もあるので、その調整が必要ね。 さて、まずは録音技術なんだけど、テーマは32bitフロート録音で、高音質と省力化を紹介するんだ。そもそも32bitフロートってなんだよ、って話もあるし、自主制作など少人数で映画や映像を作り上げる場合に、どんなキザを使うと手間…
3年前

無線タイムコードシンクロに苦しむ

いやぁ、無線でタイムコードシンクロしようとしているんだけど、これがなかなか一筋縄にはいかんね。 無線タイムコードシンクロシステムのに大巨塔。Ultra Sync BLUEとTENTACLE SYNC E。 Ultra Sync BLUEはZOOMのF2、F6、F8nにネイティブで対応していて、Bluetooth接続が簡単にできる。もちろん、ZOOM同士は完全にシンクロしてくれる。これは簡単。1台で4台まで同期してくれる。これで2万7千円。でも、こいつでカメラに繋ごうと思うと、別にUltra Sync ONEなどの機器を購入しないとダメ。それが日本で購入すると5万円弱。カメラ一台につき一台必要に…
3年前

スタッフ無し、監督カメラ&役者だけでどれだけ映画が撮れるか!

録音の最新技術を使うと、監督と役者だけで映画が撮れるかもしれない。いや、小生は20年近く映像の仕事をしてきたから、スタッフの重要性は分かり切っている。特にカメラマンと録音部は非常に重要だ。逆に言うと、ダメな作品は、特に録音部のいない場合だ。 カメラの進化によって、監督カメラでもかなりいいものが撮れるようになった。しかし、音は非常に難しいし情報が少ないので、音がダメで作品全体の質を大幅に下げてしまっているものが多い。特にYouTubeを観ると、音の悪さでもったいないことになっているものが散見される。 荒木健二監督の『私だってするんです1・2』(東映ビデオ他『私だってするんです製作委員会』)。小生…
3年前

脚本を書くべきか小説を書くべきか

ストーリーを描くという意味では、脚本も小説も同じ根っこを持っている。ただし、表現手法はかなり異なる。どちらが簡単だろう。小さい時から小説をたくさん用でいる人は小説がいいと思う。脚本は、実はプロデューサー感覚が必要だと思う。なぜなら、脚本は映像化するときに、どれだけの規模でどれだけお金がかかるか、撮影日数はどのくらいか、などを知らないと小説っぽくなってしまうからだ。つまり、映像にならない脚本も多いのだ。Vシネの脚本なんて、本当にひどい。 まぁ、愚痴っぽくて申し訳ない。僕は映像の仕事が多いので、当然のことながら脚本の方が楽かもしれない。小説はかなり困る。映像や漫画の台本なら、かなり楽にかける。それ…
4年前

小説を書くということは

小説を書くには、何が必要だろうか? 文章力だろうか、人生経験だろうか、センスだろうか? 物書きを30年もやっているのだが、どうも小説というジャンルはわからないなぁ。 ちょっと、弱気なのだが、実は先日、短編映画を撮った。1時間ほどで書き上げた脚本で2人の芝居を書いた。これは、僕の中では色々なことを気づかせてくれたんだ。 これまで出版した書籍は15冊くらいだろうか。電子書籍を入れると35作品を超えるかな。 台本を入れると数百作品にはなってしまうと思う。 もちろん、創作だけを数えても、100タイトルは下らないと思う。 多くの作品は、他社の名前で出ている。 プロの物書きとは これまでの作品のほとんどは…
4年前